· 著者 KOHCosmetics
爪やすりを制して、美爪を得る。クリスタルネイルファイルの重要性
一体どういうことでしょうか。
それは、爪やすり(クリスタルネイルファイル)を正しい方法で使うこと。
では、「正しい方法」とは?
本記事は、クリスタルネイルファイルの正しい使い方を、私たち【コウ】KOHなりに説明いたします。
· 著者 KOHCosmetics
1、削り面を、端から端まで、目一杯使う
クリスタルネイルファイルの削り面を大きく目一杯使って、爪をやすります。
その理由は、爪が多層で構成されていて、その層を横切って断ち切る(やする)わけですから、できるだけ一回のストロークでやすりたいからです。
【コウ】KOHのクリスタルネイルファイルは、特殊な構造をしているため、ギコギコと短い動作で削る必要がありません。
爪先端がしっかりと閉じ、ツルツルに仕上げるためには、1回のストロークを大きく、削り面全面を目一杯使うことが必要。だからこそ、もし初めて本品を使うなら、ラージサイズを選びましょう。
2、爪を押し付けない、削り面を滑らせる
クリスタルネイルファイルが上手に使えないという方に多いのが、爪を強く削り面に押し付けながら、爪をやすっている場合です。
爪を削り面に強く押し付けると、多層の爪が削り面に「噛みすぎて」しまうため、爪先端をツルツルに仕上げられません。
イメージは、アイロンがけ!
当てているのに、押し付けない。そうすると適度に削り面の上を爪が滑っていきます。
3、往復させるのだけど、ギコギコしない
爪の形を左右対照に仕上げるために、削り面の上を往復させます。
が、右端、左端に来たときに、爪を一旦持ち上げ、削り面から離します。
こうすることで、多層構造の爪が絡むことなく、爪先を引っかかりがないように一面に仕上げることができます。
爪は、丸い棒のような指に、巻きつくように生えています。
だから、立体的に整えるのがポイントです。
爪の先端と両脇で、
やすり方を変えましょう。
前出のイラストを参考にしながら、爪の長さを整えます。
A ⇆ B = 爪の長さを整える
① まず、包丁を持つように、やすりをしっかりと持ちます。
クリスタルネイルファイルの端に、【点A】があたるように、置きます。
このとき、爪がやすりの上にのっているように、置きます。
② そのまま、力をいれず、爪をやすりの上ですべらせ、
【点B】まで、やすりの全面を目一杯使って、すべらせたら、
爪をやすりから離してください。
この、爪をやすりから一旦離すは、
とても大事なコツです。
③ 次は【点B】から【点A】まで、やすりの上をすべらせたら、
一旦爪をやすりから離します。
爪の長さが適当になるまで、これを繰り返します。
爪の長さを整えたら、仕上げに「面取り」をしましょう。
C→ A / D → B = 面取り
④ クリスタルネイルファイルのやすり面を、
天井に向けるように持ちます。
【点C】の下にギュギュっと入れるようにして、
しっかりとヤスリを噛ませ、【点C】をとらえます。
⑤ そのまま、力を抜いて、【点A】まで、やすりを動かします。
⑥ 次は、同じ要領で、【点D】に、やすりを噛ませ、
【点B】まで、やすりを動かします。
「面取り」のときは、やすりを、一方方向にのみ、1~3回、動かします。(何度も動かさない、さわってツルツルになっていたらOK)
最後に爪先(断面)をさわり、
ツルツルかどうか確かめてください。