週1回の甘皮洗顔(クレンジング)...その前に爪の保湿を
角質が乾燥するから、硬くなる、かさつく、白く透明感がない、ささくれる
甘皮のお手入れでも、まず重要なのは、爪の保湿。爪の保湿なしには、甘皮ケアも始まりません。
なぜなら、爪が乾燥すると、爪の周り(甘皮も含む)の皮膚から、うるおいを吸いとってしまうから、うるおいを奪われると、爪周りは乾燥し、白くなり、硬くなり、ささくれてしまいます。
だからと言って、甘皮を押しても、切っても、乾燥が止まらない限りは、また硬くなるし、ささくれます。
保湿されていると、甘皮は、そもそも硬くならない。
硬くなっているのは、乾燥のサイン。
2つの保湿アイテム(方法)があります。
1つ目は、エッセンシャルネイルセラム。
爪の保湿と同時に甘皮も保湿します。
爪周りの角質がそれほど硬くないときは、このアイテムで十分に甘皮の保湿ができます。
1日に1回でOK。
2つ目は、ペンタイプの甘皮の保湿。
ピンポイントで固くなっている箇所を保湿します。
エッセンシャルネイルセラムでは不十分な爪周りの乾燥にテキメン。気になる箇所のみに塗布します。
乾燥が気になる箇所に1日に数回塗布し、2〜3日後にやわらかくなってきたら、爪の保湿アイテムのみに戻してOK。
ポイントは、皮膚がやわらかくなるまで、1日に何度も塗布するのがポイント。やわらかくなるまでに、ほんの数日間だけでいいはずなので、集中的に頑張って保湿してみて。
甘皮クレンジングは、つまり、爪の大掃除
週に1回大掃除すると、爪周りがスッキリツヤツヤで、快適。保湿の効率もアップ。
爪の保湿が習慣になっていると、甘皮はさほど気にならなくなってくるはず。
「さほど」気にならない。
のですが、もうちょっとケアに余裕がありそうなら、
甘皮クレンジングをプラスしてみてください。
甘皮クレンジングは、爪周りの古い角質を、無理なく拭き取り、爪周りを大掃除します。
その目的は、保湿の効率をよくするため。
つまり、塗布するうるおいを効率よく届けるため。
または、甘皮や爪周りの皮膚が保っているうるおいが、余分な角質に奪われないようにするため。
この甘皮クレンジングは、爪の保湿が十分にできている方がプラスオンでやると、やっぱり違う!と思っていただける上級者のお手入れ。
悩みが解消できてきて、今度は美しくなりたいという欲が出てきたときに、もうひと手間の甘皮ケアを試してみて。
今回のおさらい
KOH【コウ】のネイルケア理論「爪のスキンケア」では、甘皮ケアは、オプション。
爪周り(甘皮を含む)が、そもそも硬くならないようになることを目的としています。
そのために、まず重要なのは、爪の保湿(=エッセンシャルネイルセラム)。
爪の保湿で足りない場合は、爪周りの保湿(=ノリシングキューティクルブラシ、ワンダーペン)。
保湿が十分にできて、まだできそうなら、甘皮クレンジングをやってみましょう。
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